| 技術情報2023/07/20
西日本地域にある製鉄関連の設備で、ダクト更新に伴う
強度検証 と 製作図のご依頼をいただきました。
今回ご紹介する内容は、集塵ダクト更新に関する一部となります。
ダクト管台の強度検証から製作図に至る過程をご紹介致します。
ご依頼内容の諸条件として以下の項目がありました。
① 管台を乗せる梁の高さが、決まっているため、限られたスペースで設置することが求められた。
(管台高さ制約あり)
② 今回敷設するダクトは、使用条件に特殊性があり、通常使用するダクト内の堆積物量が
想定より多く設計する必要がありました。
以上の諸条件をクリアするために、構造計算ソフトmidas iGenを使用しました。
Midas iGenでは斜面部（円弧上）にも鉛直方向の荷重が設定できます。
この利点を生かし、強度解析を行いました。
当初心配された、強度不足やたわみ等も許容値内に収まっていることが確認できました。
その後、本管台は、製作図2D図面（CAD SUPER）にて作図を行い納品いたしました。
他にもMIRAIZでは、3DＣＡＤ（iCAD-ＳＸ）や 3次元測定から点群データを用いて、
効率よく設計することも可能です。
今回の様にプロジェクトの一部分に不安要素を抱えている等、心配事などございましたら、
MIRAIZ株式会社までご用命ください。
【モデル及び解析結果】
【荷重部分図】
【製作図】
設計事業グループ／松下
TECHNICAL ENGINEERING GROUP（設計事業グループ）
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