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BLOG2025/10/14
総務の川井です。 長男を出産した翌年に正木設計に入社することになり、あっという間に月日が経ち、長男も今や15歳になりました。 当時は経理の経験がないまま入社したのですが、唯一の私の上司であった現監査役が引継ぎ期間1年で定年退職され、教えてくれる人が誰もいないポジションで仕事を進めることになり、日々奮闘していたのを今でも思い出します。
しかしながら、奮闘しながらも前に向かって進んでいけたのは、前職での業務経験があったからかもしれません。 私は大手住宅メーカーの不動産部門に勤めており、私の部署には女性営業が私しかいませんでした。今のIT事業グループの山中さんみたいな感じです。 営業として初めの数カ月は先輩が付き添って教えてくれましたが、ある程度覚えるとすぐに営業成績を求められる中で野に放たれました。 当時は女性営業も少なく、お客様から「女のくせに!」とか「上司を連れてこい」とか、お客様にとって不都合な交渉を持っていくとよく怒鳴られたものです。 今ではこれはカスハラになりますかね? 会社に戻り、当時の部長に「お客様から上司と一緒にこいと言われたので、次回の打ち合わせに同席をお願いします」と頼むと、「私が部長です!と言って一人で交渉をしてこい」と言われました。未だにこのような上司を見たことはないのですが、私をある意味大きく育ててくれた部長でした(笑)。 お腹に赤ちゃんがいるときも、滞納者の家へ夜の22時ごろに訪問するなども、当時は業務の一環だと思い責任をもって行っていましたが、今考えると本当によくできたなと思います。 このように、前職も手厚い引継ぎや先輩からの教育を受けたわけではありませんが、現場で自分の判断力を磨き、必要に応じてわからないことを聞くことができる**人脈(ネットワーク)**を自分で確立していきました。 おかげで、当時働いていた職場の同僚や先輩、上司、そして不動産屋の社長も、退職してから18年経ちますが今でも私の大切な存在です。
前職の話が長くなってしまいましたが、そんな私も前職よりもMIRAIZでの勤務年数が長くなり、人数は少ないですが総務事業グループの楽しい仲間と笑いの絶えない日々を送っております。 総務事業グループが笑いの絶えない日々を送れるのは、毎日社員の皆さんが元気に出勤し、ケガなく業務を行い、安心できる家に帰ることができるからです。 欲を言うなら、昨年より健康診断ではみんなが少しでも良い結果を出し、ストレスチェックでは皆さんのストレスが少しだけ減っていることを願っております。 でも、何かあったときは総務を頼ってきてくださいね。
毎朝、子供たち三人が小・中・高と学校へ登校した後、「今日も三人が元気に学校に行ってくれるから私は仕事に行くことができる」と感謝し、家を出ます。 案外当たり前のようで当たり前ではありませんが、このルーティーンで会社に出勤ができるのもあと数年。 MIRAIZにも沢山のママ社員がいますので、私も頑張りたいと思います。 ![]()
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