BLOG2025/07/04
設計事業グループ 石川 です。
今回のテーマは「MIRAIZな日々」ですが、入社が古い私は「正木設計な日々」の話を書きたいと思います。
「こんな日々を過ごしていたんだな~」と少しでも思っていただけると嬉しいです。
私の入社時は、もちろん! A1のトレーシングペーパーに手書きで図面を書いていました。
細線・太い線・極太線 は、シャーペンの芯の硬さでかき分けるのです。
相手が紙なので湿度に多大な影響を受けます。
雨の日に固い芯を使うと紙が破れてしまい、裏からメンディングテープを張る羽目に…
何度も修正をすると同じところに何回も線を書くことになるのでやはり紙が破れてしまいます。
図面のコピーは、「青焼き機」という機械にトレーシングペーパーと薬品が塗布された感光紙を
重ねて通します。
機械の中で引っ掛かって図面が破れることも!
紙が破れる話ばかりになってしまいましたが、図面の内容以外にこんな苦労をしていたのが懐かしいです。
「今は便利になった」「これからはもっと便利になる」のでしょうが、アナログな部分も大切にして欲しいものです。
昭和から令和まで、「正木設計な日々」から「MIRAIZな日々」まで、過ごさせて頂けていることに感謝したい
と思います。

|