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技術情報2025/08/21
今回は、3Dモデルを用いた干渉確認について、紹介させていただきます。
お客様より、台車の動きに応じて施錠/開錠されるトビラのロック機構について、設計依頼をいただきました。 まずは2D-CADにて基本設計を行った結果、少々複雑な動きが必要な構造になりました。 今回は特に動きのあるモノの設計となりますので、i-CAD にて3Dモデルに変換した上で、 実際の動きをシミュレーションし、動作確認や部品同士の干渉検討を実行しました。 i-CAD のシミュレーション機能により動作確認を行った結果、2D-CADの設計では気づきにくい、 部品同士の干渉を事前に発見でき、修正することができました。
この様な事前検証を行う事で実施設計や製作の段階での不具合を未然に防ぎ、コストロスの削減に繋げる 事が可能です。 また、2D-CAD図面に比べ3D-CADでのモデルでも十分イメージしやいですがシミュレーション機能で さらに動作前、動作後のイメージも見ることができる利点の一つです。
MIRAIZでは、3D‐CADの機能を最大限に活用し、お客様にとって信頼性および精度の高い設計を より素早く御提供できるよう、努めています。
次回も引き続き、価値ある情報を配信していきますので、ぜひご期待ください。
設計事業グループ/在原 TECHNICAL ENGINEERING GROUP(設計事業グループ)
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