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技術情報2025/09/04
製鉄所の配管設計において、点群データを活用した3Dモデルの最適化とスプール図作成までを一貫対応。NavisworksとiCAD SXを活用した設計事例をご紹介します。
![]() 受領したFBX形式の3Dモデルを、Navisworksを用いてSTEP形式へ変換。 この変換により、弊社使用の3DCADソフト「iCAD SX」へのスムーズなインポートが可能となり、 形状認識精度を維持しつつ、不要なメッシュ情報を排除。モデルの軽量化にも貢献しました。 Navisworksの活用により、さまざまなファイル形式への柔軟な対応が可能です。
![]() iCAD SXを使用し、配管構成を忠実にトレース。 複数系統にまたがる配管を整理し、干渉や重複のないモデル化を効率的に実施しました。 これにより、設計の正確性と後工程での手戻り防止に寄与しています。
![]() 再構築した3Dモデルをベースに、配管径・材質・継手仕様・支持方法などを考慮した詳細設計を実施。 設計段階では、3Dモデルを共有しながらお客様と打ち合わせを重ね、設計意図を正確に反映したスプール図を作成しました。 視覚的な確認が可能な3D設計により、コミュニケーションの効率化と図面品質の向上を実現しています。
本案件ではお客様より3Dモデルをご提供いただきましたが、弊社では以下の対応も可能です。 3次元測定による点群データの取得点群データを基にした3Dモデルの作成 2D図面(組立図・詳細図)の作成 プラント設備における設計全般の対応 長年にわたりプラント設計に携わってきた経験を活かし、状況に応じた柔軟な対応と高品質な成果物の提供をお約束します。
弊社では、NavisworksやiCAD SXを活用した3D設計をはじめ、 点群データの処理から詳細設計・図面作成まで、幅広いニーズに対応可能です。 製鉄所やプラント設備の設計でお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
設計事業グループ/宇野・萱野 TECHNICAL ENGINEERING GROUP(設計事業グループ)
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