| 技術情報2023/06/29
ごみ処理プラント施設の設備更新のご依頼を頂き対応しました。
弊社での対応の流れとしましては、基本的には設計前に3Ｄ測定を行っております。
3D測定にて取得したデータは点群処理ソフト「infiPoints」で編集処理を行います。
その処理データ（点群データ）と既設図面を元に既設状態を3DCAD化した上で更新部分の設計を行っていきます。
今回は、ルート変更のあるタービン排気管ダクト部分の設計作業の一部をご紹介します。
まずは配管ルートを点群データと既設図面を元に3D CAD 「iCAD-SX」にて作図、検討します。
ある程度ルートが決まったところで、
点群データと3ＤCADデータを「NavisWorks」に取り込み、干渉チェックを行います。
最終的にルートが決定したら、全体の点群データとCADデータを重ね、最終の干渉チェックを行います。
点群データは点群編集ソフト「Recap」で分割して、必要な部分のみとしておくことで
動作面で時間短縮となり、効率良く設計を進められることが出来ます。
MIRAIZでは、今回の様に3DCADモデルと点群データを重ね干渉チェックを行い、
現場で工事する時点で干渉の無い様に、事前にデータ上で干渉チェックを行う対応も行っております。
3Dレーザースキャンと連携して安全かつ迅速に既存設備を測定し、
様々な設計要望にお応えできる体制を実現しております。
 
TECHNICAL ENGINEERING GROUP（設計事業グループ）
設計事業グループ／深澤 |
