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【MIRAIZの花日記】今年の女王

【MIRAIZの花日記】今年の女王イメージ BLOG2025/07/01

園芸係の岡田です。

2024年11月4日、植えました。



2025年4月8日頃、頭出ました。


2025年6月23日、開きました!


今年の女王、御出ましです!

2023年・2024年と2年連続で大輪の白い花を咲かせてくれたカサブランカは、
2024年の秋に球根を掘り起こしてみると、形を無くし土に帰ってしまっていました。
そのため、昨年秋に新しい球根を迎えました。

過去の2年と同じく、植えてから約半年、ずっと土の中で沈黙していた球根が、
地面から頭を出してからはぐいぐい背を伸ばし、初めは小さかった蕾が大き~く膨らみ、
立派に花開きました。

品のよいピンクにたっぷりとしたフリル。
野に咲く花というよりは、見られることを意識して作られた芸術品のようです。
エントランスにはいい香りが漂い、姿だけでなく香りでもその存在を主張しているかのようです。
凛とした姿は、まさに花の女王。全部で7輪、6月28日に満開を迎えました。


今年はもう一株、次の女王が控えています。
こちらはまだ蕾が小さく下を向いていますが、きっと後に続いてゴージャスな女王っぷりを
私たちに披露してくれることでしょう!

花は咲いたものから色褪せ、散っていきます。
一番初めに開いた花から順に花弁が落ち、めしべだけが残るので、ぽきんと折り取ってやります。
どの花も、咲くまでは長い時間がかかっても、咲いてしまえばその命は本当に短い。
次々にたくさん咲いて長く楽しめる花と違って、大きく咲いて、短期間に強い印象を残して潔く去るカサブランカ。
どんどん摘み取っていると、何ともあっけなく思えます。
咲き終わった球根は土の中で栄養を蓄え、次の開花に備えます。
1年の間で花を愛でることができるのは約1週間。
来年、またその1週間が巡り来ること祈って、今の喪失感を次の開花の楽しみに替えたいと思います。

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