BLOG2025/09/05
皆様、こんにちは!大連天道の樊爽です
上司からの指示で設計の仕事を受けている方に意識している物の違和感について話したい内容です。
機械設計のお仕事に限らず、仕事は上司から部下へ流れ、結果は部下から上司へ上がってくると思います。
機械設計においても仕事を部下に振り、その成果物をチェックしてお客さんへ納品する形が基本です。
仕事を振る側としては「AにBを付けといて」などの指示をすることがよくあります。
仕事を指示した側の気持ちは「AとBが問題なく付くはず」と考え指示しています。
対する仕事を振られた側は、「AとBは付くんだな」と思って作業を始めます。
ここでは振る側を「上司」、振られる側を「部下」として話をします。
それらが問題なく取り付くような部品だったら何事も無く仕事が終わります。
しかし、その考え方の違いが大きな時間のロスを生じてしまうことがあります。
予定通りに行かないことがよく発生します。
ですから「AにBを付けといて」という「予定」は正直この段階では「未定」です。
そのため「言われたからそれをとりあえず付けておく」ということをしてしまうと
干渉していても見逃してしまいます。
上司が取り付けられ部品は部下にとって「絶対取り付くもの」という考えになると思います。
ですから、微妙に干渉していたり、干渉はしないけれど他の部品に悪影響を及ぼすことが確認出来でも、
特に報告せずに取り付けてしまいます。それでミスが発生します。
仕事振る側も常に確認を入れていないと、このようなことが起きるわけですが、
だからといって常に監視していたら他の仕事が出来ません 。
なのでこの問題は、仕事振る側の意識というよりも、仕事振られる側の意識の問題ですね。
そんなごく微妙の干渉や、AにBをつけることで出てくる他への悪影響は、改善する必要があります。
早めに報告して作業の関連も発生している、勤務の残り時間と、問題発覚による修正が起きたときの
作業時間を報告しますと良いです。
最後の結果物になるために疑問に思ったら調べる・聞くはすぐに行ったほうが良いです。
むしろ徹底してください。上がった仕事をチェックして出すのは上司です。
仕事を振る側と振られる側の感じ方の違いから、最後の効率悪化になります。
だから振る方の想いと振られた方の受け取り方を同じような高効率の目的を頑張ってください。
 |