BLOG2025/06/20
お疲れ様です。
大連天道 陳ハンです。
2013年の夏、私は正式社員として大連天道機械設計部門に配属されました。
初めて自分の机に座った時、CADソフトがインストールされたパソコンと、分厚い設計マニュアルが置かれているのを見て、緊張したのを覚えています。
最初の仕事は簡単な部品のトレースをしましたが、たった1箇所の寸法を変更するだけでも、関連する全ての図面を確認する必要があることを学びました。
入社二年目、私は機械設計の知識を身につけるように本社で研修生活が始まりました。本社での5年間に色々なことを学びました。
最初は油断でよくミスを犯しました。その時、先輩設計者が言った言葉が今でも心に残っています。
「失敗は最高の教科書だ。でも同じ失敗を二度繰り返すな」。
この経験から、私は図面をチェックする際には必ず「3点確認法」を実践するようになりました。
今でも覚えているのは、自分が設計した機械部品が実際に組み上がり、動き始めた時の感動です。
図面の上で考えていたものが形になる瞬間は、何物にも代えがたい喜びです。
本社での日々は、私に「ものづくりの楽しさ」と「責任の重さ」の両方を教えてくれました。
そちらで得た経験は、今の私の設計者としての基礎となっています。
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