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技術情報2025/06/26
こんにちは! 今回ご紹介するのは3Dスキャンデータに2Dデータを取り込んだ設計になります。
ご依頼があったのはダクトの水封弁(Uの字になっている)部分をプレートで補強するのと、 補強することによって取り合いが変わり使用することができなくなったその部分の管台を更新すると いうもの。
だだし、肝心の水封弁の詳細を記した既設図がなく一度現場へ行き寸法を計測するところから始まりました。 の寸法を計測し、2Dに落とし込みます。 ダクトの径は既設図からわかっているものの、本当に実測した寸法で作図した図面が、 現物と一致するのか不安になります。
そこで、2Dデータを3Dスキャンデータへ取り込み確認することに。 画像では水封弁部分は一致したものの、その下の架台が既設図と異なる形状だと いうことがわかりました。
このように3Dスキャンデータの活用は実際に測定しづらい場所のスケッチ補助として活用するだけではなく、 2Dデータを取り込むことにより、図面と現物の比較をすることにも 役立てることができます。 MIRAIZでは作図はもとより、3Dスキャンデータの作成をはじめ、モデル化、 お客様のご要望に寄り添った対応をご提案させていただきます。 御用命の際はお気軽にお声掛けください。
設計事業グループ/柴山 TECHNICAL ENGINEERING GROUP(設計事業グループ)
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